はじめの一歩の春季教育合宿
誉高校のスタートは、この春季教育合宿からと言っても過言ではありません。高校の勉強に不安を感じる新入生もいると思いますが、今までとは異なる、高校からの新しい人間関係をつくることも不安に感じる新入生もいると思います。
そこで１泊２日で合宿を行い、クラスの仲間と協力やクラス間の競い合い等を通じて、新しい仲間、高校生活に馴染めるような活動を行っていきます。生徒同士だけではなく、先生たちも新入生をよく知るきっかりの行事になっています。
AM 11:00
美浜少年自然の家に到着
入学式から間もなくして行われる春季教育合宿は、美浜少年自然の家に向かうバスの中はまだ緊張感が残っているようで言葉数も少なく、不安な様子があります。しかし、学校に帰ってきてから生徒に話を聞くと「また行きたい」という声をよく耳にします。
PM 1:00
集団行動
昼食後、礼や解散・集合等の集団行動を行います。学年がビシッとそろう瞬間となります。この活動は通常の学校生活に戻っても息づいていきます。
PM 3:00 ハイキング
少しばかり海で自由時間。クラス写真を撮ったり、ウィンドサーフィンの姿を見たりと各々の時間を過ごします。
PM 6:00 夕食
少し早めの夕食。以前はビュッフェスタイルで、にぎやかでした。今は新型コロナウィルスの影響で定食タイプになり、黙食。今はガマン…。
PM 7:00 HR
お腹がいっぱいになって少し眠い目を擦りながらのクラスの時間。自己紹介や係役員決め、学級目標を決め、クラスの交流の時間として使います。
2日目 AM 7:00 朝の集い
眼下に広がる海の青に、空いっぱいの青に挟まれ、ここの宿泊研修をする全員でラジオ体操。素晴らしい2日目がスタートします。
2日目 AM 10:00 飯ごう炊さん
もうここまで時間が経つと自然と協力意識が生まれています。
令和3年度入学生 体験談
4月14日から美浜少年自然の家に行きました。入学してから間もなく、まだ話したことがない人もいる中で、正直行きたくないと思っていました。
誉高校から1時間半くらいの道のりで、美浜少年自然の家の着くとすぐに昼食でした。学年でのレクリエーションがあって、夕方には近くの海に出かけました。その日はとても風が強く、景色よりも体中に砂が当たって痛かったことをよく覚えています。少し早めの夕食の後、クラスでの時間でした。1日目の終わりになると、自然とたくさんの人と話すことができていました。2日目は、飯盒炊さんをしました。火起こしから、ごはんと炊く、具材を切ってカレーをつくると班で協力して昼食をつくることができました。ワイワイしながらみんなと協力してつくったカレーはとても美味しかったです。気が付くと帰るだけになっていました。
あれほどいやだなと思っていた合宿も短くあっという間の2日間でした。とてもいい思い出で、行ってよかったと思いました。この合宿で、積極的に人と話すことはとても大事なことと思いました。これからの3年間、合宿で感じたことを大切にして高校生活を過ごしていきたいです。
